Functional Nutritionとは
- ayaw087
- 2022年4月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年2月2日
機能的栄養学って?

Functional Medicineとは
直訳すると、『機能する栄養学』ですが、これは1990年代頃にアメリカの Jeffrey Bland博士によって提唱された、Functional Medicine『機能性医学』と連動して考える事が出来ます。従来の患者と医者の関係は、正しいけどどこか『部分的』、完結していないケースもあるよねという事実を受け入れ、新しい医師と患者の関係を構築しようとする動きでした。
例えばアレルギーや貧血、偏頭痛、うつなど慢性的に繰り返す疾患の場合、今出ている症状に対する対処療法だと、一時的には改善しても、また環境や状況が変わると症状が出てくる。薬を飲む事で一時的改善を目指すのでは無く、症状が出る理由を多角的に見ていくことにより問題の根を見つけ、根本的改善を目指す為の最新医療や薬も含めた医学の事を言います。
Functional Nutritionとは
Functional Nutrituion は主に食生活(栄養)と生活環境を変える事によって症状の改善を目指すもので、その人の身体が機能しているのかを多角的に見て、改善の糸口を探すと言う点でほぼ同じです。ここで言う多角的にとは簡単に何かというと。。。
クライアントに軸を置く
(診断はAだから1、2、3をやりましょうでは無く、クライアントAさんに特化した改善法を見つける。)
その人全体を見る(症状だけにフォーカスしない、遺伝的要素、遺伝子の発現状態を左右する因子:環境・住む場所、職場、人間関係、ストレス・トラウマはあるか、食・生活習慣なども見る)
その人の今までの健康状態の歴史を見る(今この症状が出るに至るまでの道のり)
です。
“Everything is connected. We are all unique. All things matter.” _Andrea Nakagama
これは私の先生 Andrea Nakayama さんの言う、3つのマントラです。
「全ては繋がっています。私達はみなそれぞれ違います。全ての事は重要です。」
身体のシステムも全て繋がっています。食生活、環境やストレスなどの要因も全て関係しています。そして私達は育った文化も環境も持っているDNAもそれぞれ違います。
そこを考慮に入れて個人にあった改善策を導き出す事が結局遠回りの様で近道
ーー慢性不調の予防と改善につながるのかなと思います。
YouTubeでも簡単に解説しています。
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